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一級建築士事務所ミウラクワノパートナーシップ有限会社

TEL. 097-504-3087

〒870-0901 大分県大分市西新地1−3−5サンビル1階

原木選びから始まる家づくりDirect from producer housing

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お施主さんと一緒に山に入って、原木を選ぶところから始める家づくりに取組んでいます。
生産者と消費者お互いの顔が見えれば、生産者はもっと大事に家をつくり、消費者はもっと我が家をいくつしむのではないかと考えております。
そのような関係づくりのお手伝いをしています。
ご興味ある方はまず、山視察ツアーからご参加ください。
 

原木選びから始まる家づくりの流れ

当事務所では、以下の流れで家づくりを進めます。

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1.ご相談

家づくりの基本的なご相談から産直住宅などの専門的なご相談まで随時対応しています。また、プラスエコ・ショールームでは、木や塗料のサンプルも置いておりますので、気楽にお立ち寄りください。山視察 原木選びからはじまる家づくりに賛同していただいている山主さんの山にご案内します。

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2.物件見学

出来上がった家を見たほうが、より空間のイメージは沸きやすいのではないかと考え、随時、実施物件視察の受け入れをしています。杉といっても当然品種、土壌、育て方などの諸条件で同じものはありません。また、竹や小鹿田焼き、七島いなどの大分の自然素材をふんだんに使用した家をご覧ください。

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3.山視察

杉桧の人工林の中に入るというのは、私有地ということもあってなかなか経験することができません。手の行き届いた人工林は、一般にイメージされる下草刈され整備された人工林を思い浮かべがちですが、酸性雨や鹿などの影響で雑木と混在した複層林になっています。

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4.ラフプラン作成

木をふんだんに使った家づくりといっても、様々な家づくりがあります。たとえば構造材に木を使ったもの、構造材はコンクリートや鉄を使うが内装材は木をつかうなど、人それぞれです。
MKPでは、お施主さんの家づくり対す夢を聞きながら、ラフプランを作成します。

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5.基本設計

こちらとの相性や伐り出される山のイメージがお施主さんのイメージに合えば、設計・監理契約を経て、具体的な設計に入っていきます。空間の要望、予算、工期、法規などを考慮しながら、模型や図面で家づくりのイメージを固めて生きます。また、木の品種や色目の選定もはじめます。

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6.実施設計

詳細図や構造図を描きながら、具体的な原木選びを検討します。この時点で木拾い表(必要な木の数量表のこと)を作成しながら、予算や工期の検討もしていきます。また、通常の流通では4m材などの規格寸法に配慮しなければなりませんが、原木買いの場合は、6m材などの長物も難しくなく使えます。

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7.選木

木拾い表を基に、山主さんと山に入って伐採する木を選びます。山主さんから伐採する山の管理状況を聞きながら、以前伐採した切り株や製材した木材、立木の状況を見極め選木します。但し、傷の巻き込みなどは表面からは見えませんので、伐採後不具合のある場合は、別の木に振り替えさせて頂きます。

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8.伐採

選木の後、山主さんとの原木の売買契約が済んだ上で伐採します。伐採に際しては、搬出計画をたて林道整備後行います。伐採当日は、お施主さん、山主、設計士、製材所、大工など家づくりに関わる方とお払いの後、伐り出しを致します。乾燥方法によりますが、1ヶ月ほど葉枯らした後搬出します。

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9.玉切り、搬出

木拾い表を基に、山主、製材所、大工、設計士による玉切りを行い、原木からすべてを製材して使用するため傷がつかない様に、丁寧に搬出していきます。また、杉皮を使用する場合などは、温泉につけ、剥がした後乾燥して保管したものを利用します。

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10.検収

製材所に搬入された原木は、山主、製材所、設計士の3者立会いの下、検収を行います。悪い材がないか見積の数量と合うかなどチェックリストを基に確認を行います。通常、立木での数量はどうしても誤差が出ますので、検収の際に調整を行います。

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11.荒挽き製材

製材は、原木を見ながらその素性や部材にあった製材、乾燥をしていきます。まず、木拾い表をもとに、大まかな製材方法を製材所、山主、大工、設計士が集まり検討して、仕上り寸法よりも大きめに製材し、乾燥させます。

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12.天然乾燥

木の精度は乾燥で決まると言われ、大切な加工工程です。乾燥後、製材所に搬入し、その後、荒製材して桟積みして天然乾燥させます。乾燥には天然乾燥と人工乾燥がありますが、手間隙は掛かりますが木に与えるストレスが少なく、時間の経過とともに木の本来持つ色艶を楽しめる天然乾燥をしています。

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13.地鎮際

工事中の無事故を祈ってお施主さん、工事関係者、設計士、そして山主さんと製材所まで出席してお払いをしています。原木選びからはじまる家づくりでは最後まで生産者も参加します。そうすることで、よりよい家づくりができればと考えているからです。。

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14.基礎工事

建物を支える重要な工事です。地盤調査を行い、その調査をもとに基礎形状を決めます。地盤によっては、地盤改良を行う場合もあります。出来るだけ地面より床が上がるように高さ設定をするように心がけています。

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15.納材

乾燥状況を大工、建築士も一緒に確認して、最終製材に入ります。棟上に向けて、土台、柱、梁などの構造材について製材します。枠、床材などの造作、内装材については、現場の状況をみて納材をしていきます。 

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16.棟上

家の骨格が建ちあがる瞬間はいつ見てもよいものです。祖父の時代から育てられた木を製材し、家として生まれ変わった木が、これから住まわれる方と一緒に生活する空間を作り上げます。

    
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17.竣工

原木選びからはじまって約1年で家が出来上がります。ただし、木材の乾燥状況や家づくりの仕方によっては時間が掛かる場合があります。自然素材をふんだんに使うため自然のサイクルに合わせなければいけない部分があります。   

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18.慰労会

約1年をかけて家づくりに関わった方と慰労会をしています。家づくりは出来上がってからも様々なメンテナンスが発生します。住まわれる方との一生のお付き合いのはじまりであり、家づくりを通した生産者と消費者との交流でもあります。     

 

実施物件について

これまでの実績は以下の通りです。

2023 みんなのいえ(大分県大分市)
2022 H邸(兵庫県神戸市)
2010 久山町地域住宅モデル(福岡県久山町)
2008 M邸(福岡県北九州市)
2006 I邸(福岡県糸島)
2005 K邸(大分県佐伯市)
2004 W邸(群馬県高崎市)
2003 Y邸(熊本県阿蘇郡)
2002 M邸(大分県大分市)


木材トレーサビリティについて

当事務所は、原木選びから始まる家づくりにおける流通過程において、生産者である林家と製材、流通、工務店、設計者及び消費者が、一つのシステム(木材トレーサビリティ)を活用して情報共有を行っています。そのことで、価格の透明化、生産性や品質の向上によって互いの信頼性を高めることで、品質の高い建築づくりを目指しています。


原木選びから始まる家づくりに関するお問い合わせ先

TEL. 097-504-3087 FAX. 097-504-3086
e-mail. rxa04312@nifty.com
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